Ryzen5 3600 が熱すぎる

お話の前提:
WFHのテンションをブチ上げる為にRyzenでPC組んだ

組み上げて動かすところまでは良かったんですよ。ひっかかりそうなのはメモリスロットの位置を間違えると起動しないって事くらい。それよりも問題は、Ryzen5 3600 が熱すぎって事。OpenHardwareMonitorで、CPU Package がアイドル65℃、高負荷時95℃。こわい。焼き鳥の再来かよ。

TDP65Wで消費電力控えめだからRyzen5 3600にしたのにこれじゃ意味無いやんけーと思いながら色々試してみたので書いておきます。ちなみにMBは ASRock B450M Steel Legend、CPUクーラーは手裏剣2 SCSK-2000です。リテールのWraith STEALTHよりは冷えるはず、、

ecoモード(TDP45W)

効果無し

BIOS(UEFIって言ったほうがいいのかな)から、もしくは Ryzen Master から設定できる省電力モード。ダウンクロックを行うわけではなくTDPに上限を設定するモードで、上限まではCPU能力を使い切ろうとするのでシングルコア性能は変わらず、マルチコア性能でTDP上限までしかクロックが上がらない、みたいな動きになります。

しかし悲しいかな、今困ってるのはアイドル時の温度なんですよね。何も操作してない時はダウンクロックしたりして欲しいのです。なのでこれはあまり意味がありませんでした。何でこいつアイドル状態でこんなに熱いんだ。

そしてある日、Ryzen Master が Virtualization Based Security(VBS) を disable にしろとか言い出して突然起動しなくなったのですが、どうやら Hyper-V を有効にしている環境だとダメっぽいようで、折角 WSL2 を入れて幸せな気分になっていたのにオフにするとかあり得ないので Ryzen Master をアンインストールしました。直ったらまたインストールするよ。

Power Savingモード(ASRock A-Tuning)

効果あり

ASRock の A-Tuning ツールでは、Performance Mode/ Standard Mode / Power Saving の3つのモードを選択できます。このうち Power Saving を選択すると、即時ベースクロックが 2.2GHz まで下がり、なかなか静かになってくれました。

ただこのモードで不便なのは、ここから全コアをフルで使うような処理をさせるとちゃんと4GHzくらいまでクロックアップするのですが、軽い処理だとクロック数が低いままなんですよね。zip圧縮した時にやけに遅いのでなんでだろーと思ったらそういう事でした。500MBくらいのファイルを圧縮した時、Core i5-6500 で 8MB/s くらいの速度で、Power Saving モードの Ryzen 5 3600 だと 4.7MB/s くらいでした。えっカスやんけ。

いやいやいやと思って Performance Mode にして再度同じ処理をさせると 12MB/s くらい出ました。よし、いい子だ。でもまあだいたい動作クロックと比例する感じですよねこういうのは。

という事で、Power Saving モード にしておけばアイドル 55℃くらいで落ち着く事が分かりました。まーそれでも高いよね。Core i5 はアイドル時 1GHz 台まで落ちて、何か処理させるとすぐに 3GHz くらいまで上がるの優秀だなと思いました。だって Ryzen は 下限 2.2GHz でなかなか上がらないんだもん。Power Saving っちゃ Power Saving なんだけど。

Precision Boost Overdrive オフ

効果不明

世の中には同じ事で悩んでいる人がたくさんいて、どうにかして Ryzen の発熱を減らそうとあの手この手で工夫しているようなのですが、余裕がある時に勝手にオーバークロックしてくれる Precision Boost Overdrive をオフにするというテクニックを見つけました。

ASRock B450M Steel Legend の場合、2箇所で Precision Boost Overdrive をオフにする設定があります。ただこれオフにすると、ecoモードにできなかったり、クロックが定格になりダウンクロックができなかったりします。

オフにするだけで電圧が下がるぜ!みたいなを見たのですが、それだったら最初からクロック固定で良いかもしれません。

クロック固定

効果あり

AMDには Cool’n’Quiet という、intel で言う SpeedStep みたいな負荷に応じて動作クロックを上下させる機能があるのですが、それをオフにしてクロック固定で動かす設定ですね。

最初は、Cool’n’Quiet 有効の方が絶対いいだろ常識的に考えて、と思ったのですが、3.6GHz 固定にした所、意外や意外アイドル時はクロック固定の方が低い温度になりました。

なんでだろーと思ったのですが、動的クロックの場合、3.0 ~ 4.0 を行ったり来たりしていてなかなか低クロックで落ち着かないんですね。もっと低い速度まで落ちてくれたら良いのに。なので Vcore 電圧も結局高いままなんじゃないかなと。クロック固定の場合、デフォルトで 1.1v が設定され、1.05v とか 1.0v とか試してみたのですが、OS起動後に OCCT で見ると結局 1.1v になっててよく分からなかったです。

コア電圧Offset マイナス設定

効果不明

クロック固定時のVcore電圧は結局 1.1v から変更できなかったのですが、コア電圧のマイナスオフセット設定ができたので、設定可能な -100mv をセットしてみました。するとまー何かちょっと下がったような気がしなくもない。

劇的に変わるわけじゃないけれども消費電力は少ないほうが良いだろうということで、これはこれで設定しておく事にしました。

メモリ電圧調整

効果無し

DDR4-3200MHz のメモリなので、X.M.P 2.0 読み込みで 1.35v がデフォルトになるんですよね。消費電力を減らせば発熱も下がるかなと思って電圧を下げてみたのですが、1.30v → 起動、1.25v → 起動せず という感じ。

そんでもって 1.30v でわーい起動したと喜んで OCCT でベンチ走らせてみたらエラー出まくりなのでうーんやっぱダメなのかという感じ。もしかするとちゃんとタイミング合わせたりしないといけないのかも。結局よく分からなかったので諦めました。

ケースエアフロー改善

効果あり

そもそもケースエアフローがダメだとどんなに設定で頑張ってもダメだよねという事で、そこから見直してみました。最初はフロント吸気ファンとCPUファンと電源排気ファンだけで、ケースがスリムタイプなのでファンを増やせないのですが、隙間に押し込んだり色々やっていると一つ気づいた事として、NVIDIA GT1030 が熱い。お前か犯人は。

静かなPCにしたいなと思ってファンレスにしたのはいいものの、こんなに熱くなるとは思っていませんでした。結局このフィンを冷やす風が必要やんこれ。意味ナス。色々考えた結果、丁度GT1030のフィンがあるケースカバー横にパンチングのあるケースだったので、そこにファンを取り付けてそこからも吸気する事にしました。

そしたら数度は下がって、Power Savingモードと組み合わせてやっとアイドル 50℃くらいになった感じ。まあ、負荷かけるとすぐに 90℃とか行くんですけど。何かもはやCPUファンの取り付けミスなんじゃないかって気すらして来ました。うーんこんなんでこの夏乗り切れるのか?

まとめ。

そんなこんなで結局の所、Power Savingモード + コア電圧Offset マイナス設定 + ケースエアフロー改善 でどうにかマシなレベルになった感じです。今回の反省点としては、どうせゲームやらないんだから内蔵GPUで良かったやんけというのと、ThinkCentre M75q-1 Tiny にメモリ盛り盛りで良かったんじゃないかというのと、Zen2 乗っけた APU 早く出ないかなーという感じ。

※続きを書きました。
【続】Ryzen5 3600 が熱すぎる

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