万年筆デビュー
万年筆を買いました。
元々、筆圧が弱くボールペンが苦手でして、何となく万年筆欲しいなーと思っていた所、この動画にやられました。
なにこれすごい。
実際には、この動画で使用している万年筆は特別にカスタムしたもので、普通はこういう使い方はしないらしいのだけれど凄い。
さすがにこれと同じ事をしたいから、とまでは行かないものの、やっぱり万年筆欲しいなと改めて思ったのでした。
あとは、偶然同じ時期にこんな記事を見て
http://bizmakoto.jp/bizid/articles/1311/06/news016.html
Amazonでポチれるパイロットの1000円万年筆「kakuno」が、すげーよかった件
思ったより安く買えるのねと思って色々探してみると、3000円くらいではここらへんのがありました。
いや、でも、Amazonで買う前に実際に手にとって書いてみないとどうにも判断できんなーと思い、文具屋さんへ。
パイロットのコクーンがあったのでちょっと書いてみたものの、うーん、こんなもんなんかなぁとという感じ。
水性ボールペンで字を書いてるみたいで、ぬるぬる書けるんだけど、これなら水性ボールペンでいいんじゃ、なんて思ってしまったり。
そしてどうせなら、専門家に聞いてみようと思い立ち、万年筆の専門店に足を踏み入れたのでした。
普段なら、ある程度調べてからお店に行くのですが、今回はほぼ白紙状態。全部聞いてみよう計画。
「あの、万年筆が欲しいんですが、すみません、何も知らないので教えて下さい。」
我ながらどうしようも無い客だなぁと思いつつこう言い放つと、店員さんはさすがプロ、こう応えました。
『わかりました。予算と、文字の太さを決めましょうか。』
予算、、予算か。確かにそうだよな。
あとは細い方がいいな。
「いくらくらいからあるんですか?」
『そうですね、1万円からですね。』
わぁ。専門店だしそりゃそうか。
1本目だし、もう少し安いのでいいや、と思い、
「1万円以下のものはありませんか?」
『もっと安いものはありますが、使い捨てです。ずっと長く使えるものはやはりそれくらいします。』
うーん。ごもっとも。万年の筆だしな。
と、うじうじしていると店員さんからの提案。
『これであれば、最低限、万年筆としての質が保たれています。細字だとこれしか無いですね。』
と、提示されたのは、5000円くらいの万年筆。
ふむ。どうなんだろ。とりあえず、試し書きさせてもらうことに。
ボールペンとは違った書き味で、難しい。。自分の文字の汚さが浮き彫りになります。
苦闘していると、追い打ちをかけるように店員さんからアドバイスが。
『短く持つのではなく、長めに持って、軽く書く方が良いです。
今後、太い万年筆を使うようになった時でも大丈夫なように。』
アドバイス通りに長く持つと、さらに難易度アップw
うへー、こりゃ練習しないとダメだわ。習字も苦手だったしな。
結局、薦められた万年筆にします、と伝え、ブルーブラックのインクと一緒に購入。
書くことに対して、真面目に向き合わないといけない、あるいは向き合おうという気が生まれる不思議な感じでした。
そういや、薦められるままに買ってしまったけれども、自分が買った万年筆が何なのか知らないやと思い、
後から調べてみると、パイロットのセレモでした。
何も知らずに店員さんオススメを買って、後から調べるってのも面白いな。
そりゃネットで買う方が安いけど、選定から試し書きから持ち方まで教えてもらっての定価ならこっちの方がお得ですね。
ということで、万年筆デビューです。しばらくは文字との戦いになりそうです。
かっこいいですね~。
それにしても動画すごいw
私も気にはなっている製品があり、PILOTのCUSTOM 74 MS(ミュージック)
先が3つに分かれている写譜ペン用途です。
1万2000円くらいするのかな。
半年以上悩んで結局買ってませんが。
おおお!こんなのがあるんですね! > CUSTOM 74 MS
知らなかったです。ありがとうございます。
これ、文字を書いても楽しそうですね。
やばい欲しいw